息子の障害～みんなネットサロン

コロナ感染者も減少するどころか、第４波という大きな波が押し寄せ、変異ウィルスはますますパワーを蓄えて先々怖いですねぇ。

このような状況下で地元の家族会の開催の見通しも立たない状態にあり、その中でみんなネットさんが創設してくださった「みんなネットサロン」には有難く思います。

さて、今回は「息子(当事者・本人＝解離性障害、発達障害）について」お話ししたいと思います。

お陰様で、息子はＢ型作業所に毎日元気に通っています。

作業所の施設長さんはじめ、スタッフのみなさんが温かく支えてくれていて、息子の仕事内容も内勤の箱詰めやシールド作業、外勤のポスティングと様々な幅広い内容で気分転換にもなっているようです。

自分がちょっとはできるようになり、最近は、乖離も鎮まって発症しないこともあって一般就労につきたいと言い出しています。

以前にＡ型就労を経験したこともありますが、予定通り研修期間は全うできずにいた体験もあるのですが・・・

私からは「目標をもって、さらに高い仕事をしたいということは評価しているけど、乖離は寛解することはないという主治医の話もあるから、無理せず、自分のレベルで、仕事が遅くなっている同僚がいたらスタッフの許可を得て、その人のお手伝いをしてあげられるような、例えば、ジョブコーチのような、さらに補助的に応援してあげたり、

また、今は乖離の発症がなく仕事ができているのもお前も努力したこともあるけれどお前だけの力じゃない。

やっと数年過ぎて慣れた今の作業所の仕事から、より高度な仕事に移ったら、乖離がいつ再発症するかわからない。

このことのほうがお父さんは心配だし、一般就労となるとさらに高いハードルが待ち受けて頭を悩ますことは心配になる。

土曜休みも返上して施設長からの依頼に期待に応えてきたお前だから、今の慣れた仕事を続けることでスタッフへの多少でも恩返しにつながれば、やりがいがあるんではないかな。」と話していますが、本人は満足しないようです。

親としては、乖離が寛解することは難しくても、症状が治まっている現在、仕事ができていることで十分有難いことなんですがねぇ。

本人は、Ａ型就労の体験はもう忘れているかもしれません。