今回は、小太刀流の将棋上達法について、
経験から学んだことを記述します。
プロ棋士に上達法を尋ねたら。おおむね次の項目を挙げられるのではないでしょうか。
●書籍
●詰将棋
●感想戦
●実戦対局
●プロ棋士同士の対局から学ぶ(新聞、雑誌等での棋譜の振り返り)
●指導対局(駒落ちなど)
これらに異を唱える方はおそらく少ないでしょう。
多くの将棋マニアが実践されていることです。
仮に、ライバルになかなか勝てなくて、
辛い思いをされている方がいらっしゃったなら、これからのお話をチョット頭の片隅においていただけたら幸いです。
「とっておきの上達法~小太刀流~」をご紹介します。
なんとも大袈裟で大風呂敷みたいで我ながら恥ずかしく思いますが、少々昔話にお付き合いください。
私は若い頃、職場の先輩に週に1,2回は将棋のお相手を付き合わされ(ン 付き合わされ?)、私も嫌いではないので負けてもイジられても(失敬ーご指導)、負ける悔しさを何度も味わってきました。
この頃の私の棋力は、4、5級くらいでしょうか。
たぶん、先輩は二段、三段(下位には上位者の棋力はつかめませんから)はあったんでしょうね。
負けてばかりの私に、先輩が助け船と言える提案をしてくださいました。
それは、2回連続負けたら駒を落とすという「駒落ち」という御指南でした。
先輩もあまりに私が弱いから相手するのもつらかったんでしょう。
おいらは強くなりたい一心で「教えてください。」って、先輩の提案を受け入れました。
実際、弱いという自覚もありましたからね。
アマチュア同士で「駒を落とすなんて」と抵抗感を抱く方も多かったし、ましてや「負けて、今更感想戦なんて」と顔をしかめる方もいらっしゃったりする時代です。
それから2,3年過ぎたでしょうか。
ついに、お陰と先輩とは【平手】で指せるまでになりました。
その時、思ったんですよ。
同じ相手と数年も指していれば、レベルが低い私でも相手の指し手の「傾向」が見えてくるもんだと・・・。
将棋が好きだから、負けたくない気持ちで続けてきたことで棋力も一つ、二つ上ることができたんではないでしょうか。
特に印象に残るのは、「飛車落ち」と「香落ち」でしょうか。
飛車があるとないとでは大違い。
一方、香落ちは、
ともすると、平手と変わらない戦い方になってしまい、駒を落としてもらっていてもなかなか勝負にならなくて戸惑いましたね。
この気持ちはたぶん今も変わらないかもしれませんなぁ。
ところで、かりんさんは4年で5級から初段へ駆け上がりましね。
かりんさんからバトンを渡された乃木坂46・向井葉月さんは現在4級で目指すは1級。
「葉月の将棋勉強中!」(NHKeテレ毎週日曜am10:00~【将棋フォーカス】)
私じゃ何の助けもできませんが心から応援しています。
伊藤かりんさんの頃は「江の島将棋頂上決戦」というイベントがあって私も応援に出掛けましたが、
葉月さんの場合は運がなく、コロナ感染予防でイベントはどこも控える中で、この2年近く将棋ファン、乃木坂葉月ファンには応援の機会が失われ淋しく残念でした。
時期的に巡り合わせが悪かったですね。
でも、都成七段から出題の「詰将棋」では棋力は着実に上がってますから、焦らずにガンバッて欲しいですね。
応援してますよ~(*^^)v
将棋ウオーズでも上級者との対戦でなかなか☆が伸びず悩んでいらっしゃるようですが、負けた1局にはポカもありましたから原因ははっきりしてるので、盤数をこなして指して行くうちに「相手の読み」を上回る思考ができるようになりますよ。
一喜一憂せずに前向きに頑張って欲しいですね。
お互いの目標に向け、日々精進してまいりましょう。
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